2月22日(月)、東大先端研 地域共創リビングラボと東急プラザ渋谷が共催する「大人のための教養講座」をオンライン開催いたしました。
第3回目の今回は、東大先端研の檜山敦先生が登壇し「withコロナにおけるメロウライフを拡張するテクノロジー」をテーマに講義を行いました。
人生100年時代を迎え、「ジェロントロジー(gerontology)」という学問分野に注目が集まっています。その中でも、檜山先生は、身体情報学の英知を活用した独自の「geron informatics」という学問分野を立ち上げ、元気高齢者の生きがい就労を加速させるICT技術の研究開発と社会実装に取り組んでいます。今回は、バーチャルリアリティ(VR)による様々な体験共有や、ウェブプラットフォーム「GBER(ジーバー)」を用いた就労と社会参画の機会創出などの取り組みをご紹介頂きました。
このような人と社会を元気にする技術は、少子高齢化問題のみならず、今後さまざまな分野において活用が期待されます。
今後も「大人のための教養講座」(全5回)では、先端研でユニークな研究を行う様々な先生方に講師としてご登壇いただき、みなさまに学びの機会をご提供する予定です。次回もぜひお楽しみに!